2010/11/21 22:55:11
思えば、あの二日の間に、どうして言えなかったんだろう。
最後のチャンスだったのに。
受験会場で、あの人は私の前の席だった。
受験の帰りの電車で、あの人は私の隣にいた。
面接の部屋で、あの人と一緒だった。
私、バカだった。
小学校も中学校も同じで、受ける高校まで同じ。
きっと好きにはなってもらえなくても、傍にはいられるって、信じてた。
だから、何も言えなかった。ううん、言わなかった。
今更後悔しても、遅い。
あの後、私は形だけの告白をした。
答えは、返ってこなかった。
それっきり、あの人とは話していない。
受験の結果は皮肉にも合格で、また同じ所なのに。
そんな私が巡り会った、一つの歌。
それは、友達に恋をした、一人の女の子の歌。
友達じゃなかったら、もっと楽に思いを伝えられたかもしれない。
友達じゃなかったら、もう会わなくても済んだかもしれない。
友達だったから、私は、あの人を、好きになった。
私を苛み続けた物が、その歌の中にも、あった。
最後のチャンスだったのに。
受験会場で、あの人は私の前の席だった。
受験の帰りの電車で、あの人は私の隣にいた。
面接の部屋で、あの人と一緒だった。
私、バカだった。
小学校も中学校も同じで、受ける高校まで同じ。
きっと好きにはなってもらえなくても、傍にはいられるって、信じてた。
だから、何も言えなかった。ううん、言わなかった。
今更後悔しても、遅い。
あの後、私は形だけの告白をした。
答えは、返ってこなかった。
それっきり、あの人とは話していない。
受験の結果は皮肉にも合格で、また同じ所なのに。
そんな私が巡り会った、一つの歌。
それは、友達に恋をした、一人の女の子の歌。
友達じゃなかったら、もっと楽に思いを伝えられたかもしれない。
友達じゃなかったら、もう会わなくても済んだかもしれない。
友達だったから、私は、あの人を、好きになった。
私を苛み続けた物が、その歌の中にも、あった。
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